デジタルブックでカタログを作成する方法と作成時のポイントを紹介

デジタルカタログは紙媒体のカタログと比較して、情報の拡散がスムーズで、使用する時間と場所を選ばないことが魅力的なコンテンツです。

印刷コストが不要で、PCでもスマホでも閲覧できるため、現代のライフスタイルに合ったマーケティング方法と言えます。

この記事では、デジタルカタログの作り方と作成時のポイントについて解説しています。

デジタルブックでカタログを作成する方法

デジタルカタログを作成するには、業者(代行サービス)に頼むか、作成ツール・ソフトを使って自作することになります。それぞれ特徴・メリットがありますし、自分で作るにはHTML、JavaScript、CSSといったウェブデザインの知識が必要になるので、状況に応じて選択しましょう。

作成代行サービスを利用する

作成代行サービスは、webデザインの知識がない人や、手間をかけずにデジタルカタログを作成したい方におすすめです。自分で作成しようとすると、専門知識だけでなく、ユーザーが見やすいと感じる配置や、アニメーション機能などデザインのセンスが求められます。

依頼方法は、PDFファイルのような、紙のカタログを印刷するときのデータを渡すだけで作成してもらえます。もし印刷データが手元にない場合や、そもそも持っていない場合は、オプションとして紙のカタログを郵送すればデジタルカタログの作成を請け負ってくれる業者もあります。

作成ツール・ソフトを利用する

デジタルカタログの作成にあたって、できるだけコストを抑えたい方は作成ツール・ソフトの利用がおすすめです。印刷データの用意から作成まで自分で行う必要があるので、代行サービスよりも手間がかかります。

ただ、機能制限があるかわりに無料で使えるものがありますし、有料ツールを使用する場合でも、代行サービスを使うよりはコストをかけずに済みます。

また、自作と言っても何もないところからすべてを作るわけではありません。印刷用データをもとに、どのようなアニメーション、効果音を付けるかといったデザインを決めていきます。

使用するツール・ソフトはマニュアルが付いているもの、もしくはマニュアルがいらないほどUI(ユーザーインターフェース)が洗練され、直感的に操作方法がわかるものを選びましょう。

デジタルブックでカタログを作成する際のポイント

ここからはデジタルブックでカタログを作成する際に注意したい、5つのポイントを解説していきます。作成ツール・ソフトを用いて自作しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

見やすいレイアウトに整える

紙のカタログをそのままデジタル化するだけがデジタルカタログではありません。カタログの文字の色、大きさ、余白、画像の配置など、デザイン全体を見直す必要があります。

というのも紙のカタログと違い、デジタルカタログはスマートフォン、タブレット、PCといった様々な電子機器で見られるからです。ユーザーが使う端末によって画面サイズが異なるため、調整が必要になります。

横長のA4サイズの紙カタログをそのままデジタル化してスマホで見ようとすると、ユーザーは拡大、縮小作業が必要になります。パッと見て視認性が悪いと思ったら、ユーザーはすぐに離脱して別のサイトへ飛んでしまうので、注意しておきましょう。

HTML形式にする

デジタルブックでカタログを作るにはFlash形式とHTML形式があります。現在の主流はHTML形式ですので、そちらで作成しましょう。

Flash形式のカタログを見るには専用のFlash Playerというプラグインが必要になります。それに加えセキュリティの脆弱性が問題になっていることから、Flash形式のカタログを閲覧する人は少数です。chromeやsafari、FireFoxといった検索ブラウザではデフォルトでFlashが無効され、設定を変えなければ閲覧できなくなっています。

2020年末に公式サポートが終了し、セキュリティ問題がより深刻になりました。

一方HTML形式は、専用のプラグインがなくても閲覧可能で、セキュリティ対策もしっかり施せます。リッチテキストという動画、地図、アニメーションを組み込めるコンテンツもあるので、ユーザー側と作成側双方にメリットの多い形式になります。

リンクを活用する

デジタルカタログには、画像や文字にページリンクを貼ることができます。ページリンクとは商品購入ページや自社サイト、資料請求フォームなどに飛ぶURLのことです。

例えばカタログを見て、良いなと思った商品をタップ(クリック)したら、商品購入ページに飛べれば便利ですよね。この店舗までのアクセスを知りたいと思ってクリックしたら、Googleマップでその店舗住所が入力されるなど、ユーザーの利便性向上に役立ちます。

逆を言えばリンクを効果的に貼ることができないと、デジタルカタログでのマーケティングは上手くいきません。欲しいと思った商品の画像をタップしても購入リンクに飛ばなかった。これだけのことでユーザー自ら商品購入ページを探す手間が発生し、購買意欲を低下させます。

リッチコンテンツを活用する

紙のカタログでは文字と画像しか表現できませんでしたが、デジタルカタログは動画、音声、AR(拡張現実)といった動的コンテンツを表現可能です。これらをまとめてリッチコンテンツと呼びます。

例えば商品の360°画像や、実際の使用シーンが映っている動画を載せることで、商品のイメージが湧きやすくなり、購入率の上昇に役立ちます。

アクセスログを解析する

カタログをデジタル化することで、ページごとの閲覧数、滞在時間、ページクリック数、アクセスしたデバイスの種類(スマホ・タブレット・PC)を解析できるようになります。

これらの情報があればどの商品にニーズがあるのかがわかり、発注にも活かすことができます。滞在時間の少ないページは見づらそうだからデザインを変えよう、といった修正も気軽に行えるので、売り上げを伸ばすにはアクセスログの解析は必須です。

まとめ

デジタルブックでカタログを作成する際、手間をかけたくなければ代行サービスを、コストを抑えたい場合は作成ツール・ソフトを利用しましょう。

自分でカタログを作る際は、レイアウトの調整、HTML形式の採用、リンクの活用、リッチコンテンツの活用、アクセスログの解析の5点を意識すると、ユーザーが安心して使いやすいカタログを作ることができます。

一覧に戻る