iPadでデジタルブックを利用するなら知っておきたいこと
現代では紙媒体が減りつつあり、その影響でデジタルブックは多くの人に利用されるようになりました。各ジャンルの書籍をスマートフォンやiPadを利用して楽しむことができます。
そこで今回は、iPadでデジタルブックを利用するために知っておきたいことをご紹介します。
iPadでデジタルブックを利用する場合の注意点
デジタルブックは、個人での利用以外にもネイルショップや美容室などで使用されているのを見たことがあるのではないでしょうか。その場合、大抵はiPadを利用しています。
しかしiPadでデジタルブックを利用する際には、事前に知っておくべき注意点があります。ここからは、iPadでデジタルブックを利用する場合の注意点をお話しします。
料金体系はサービス会社によって大きく異なる
デジタルブックは、サービス会社によって料金体系が大きく異なります。基本的な料金体系は、基本料金とオプション料金の組み合わせです。
基本料金に大差はないのですが、オプション内容はサービス会社によって異なります。最低限の機能で問題ない場合と、さまざまな機能を付けたい場合では、全体の料金が変わってきます。
オプション料金はサービス会社の公式サイトに記載されていることが多いので、各サービス会社の料金を比較してみましょう。
対応していない機能がいくつかある
デジタルブックの機能の中には、指定された媒体でのみ使用できる機能があります。iPadで利用した場合、一部の機能が利用できない可能性もあるので注意しましょう。
たとえば管理側の機能として、情報管理やデータを検索する機能が付いていることがあります。しかしこの機能は多くの場合、パソコンでのみ使用できるケースがほとんどです。
同じ利用料金でも媒体によって使える機能が限られてしまうので、そのような可能性があることは覚えておきましょう。
古いOSだと閲覧できない可能性がある
古いタイプのOSを使用した場合、サービス会社によっては閲覧できない可能性があります。
多くの会社では幅広いタイプのOSが利用できるよう設定されていますが、あまりにも古いタイプだとはじかれてしまうこともあります。デジタルブックを購入する前に、使用しているOSは対応可能なのか事前に確認するようにしましょう。
iPadでの閲覧におすすめのデジタルブックの種類
ここからは、iPadでデジタルブックを利用する場合におすすめの種類をご紹介します。
デジタルカタログ・パンフレット
旅行会社などで多く利用されるデジタルカタログ・パンフレットは、iPadでの閲覧に向いています。
iPadの場合ページめくりがスムーズで、紙媒体のカタログやパンフレットより非常に読みやすいです。さらに動画や音声を盛り込むことができるため、紙媒体ではできない豊かな情報提供ができる点も魅力です。
デジタル教科書
紙媒体の教科書と同じ内容が見られるデジタル教科書は、iPadで使用することでより活用しやすくなります。
デジタル教科書のメリットは、ページの拡大縮小が簡単にできたり、教科書に書き込んだりすることが可能な点です。英和・和英辞典や国語辞典を利用できるため、iPadを使用すると見づらい部分を拡大して閲覧できます。
また、英語や国語の読み上げ音声を導入することも可能です。紙の教科書ではわかりづらい発音などが、音声によって学びやすくなります。
eラーニング教材
eラーニング教材とは、簡単にいうと学習を電子化したものです。iPadを使用することで、デジタル教科書と同様に書き込みが容易となり、非常に使いやすくなります。
さらにeラーニング教材を活用することで、時間や場所に関係なく授業を受けられます。宿泊費や交通費の削減にもつながるため、受講者にとってメリットが多いです。
パソコンでの利用も可能ですが、持ち運びがしづらいのがデメリットといえます。そのため、画面の大きさが充分でなおかつ持ち運びもしやすいiPadでの利用がおすすめです。
製品マニュアル
営業などで使用する製品マニュアルをデジタルブックで作成すれば、さまざまなメリットが生まれます。たとえば、マニュアルに説明動画を加えることができたり、複数種類の製品マニュアルを持ち運んだりすることができるといった点です。
製品マニュアルは社外で使用することも多いため、外部の方へのプレゼンなどで使用しやすい大きさのiPadを使用するとよいでしょう。
広報誌
社内や地域の広告誌にデジタルブックを使用すれば、情報の質が向上します。文字や写真を拡大できるので、字が小さくて読みづらいといった問題は発生しません。
さらに地図情報サービスと連携することで、広告誌内で紹介している場所の地図をリンクさせることができます。
広告誌を紙で作成すると印刷部数の設定が難しいですが、デジタルブックを利用すればそのような悩みも発生しません。デジタルにすることで印刷や郵送の手間をなくせるため、コストの削減にもつながるでしょう。
まとめ
iPadでデジタルブックを利用すると、紙ではできないさまざまなメリットがあります。持ち運びがしやすく画面も見やすいため、iPadでの利用は非常におすすめです。
しかし、一部利用できないシステムがあったり、サービス会社によって料金に差があったりするため、事前にサービス会社の公式サイトをチェックするようにしましょう。
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