学校案内でデジタルブックが普及しているのはなぜ?

デジタルブックの導入は学校教育においても進んでいます。とくに近年では、学校案内にデジタルブックを採用するケースが増えており、その効果とともに注目されています。

本記事では、学校案内でデジタルブックが普及している背景と、導入で得られるメリットや効果について詳しく解説します。

学校案内でデジタルブックが普及している理由

近年、学校案内のパンフレットや募集要項などを、デジタルブックでの公開へと切り替えるケースが増えています。

ここでは学校案内がデジタルブックに置き換わっている理由について、詳しく解説します。

資料を郵送することなく閲覧してもらえる

学校案内をデジタルブックにする大きなメリットのひとつが、郵送することなく閲覧してもらえるということです。

これまでは資料一式を自宅宛に郵送する必要があり、資料を請求した側も受け取るまでは内容を見られませんでした。また、郵送では届くまでに日数がかかるため、請求してもすぐに見られないのも難点でした。

しかし、デジタルブックでは、スマホやPCから公開ページにアクセスできるため、簡単に資料を閲覧できます。学校に対して興味が高まったタイミングで資料を見てもらえるのは、大きなメリットといえるでしょう。

学校関係者の負担を減らせる

学校案内をデジタルブックに置き換えることで、資料の印刷や製本、また郵送の準備などで生じる学校関係者の負担を大きく削減できます。

とくに印刷物は冊数や枚数が大量になるほど、在庫管理や封入作業などのコストが大きくなります。学校案内の製作や郵送に伴って生じる、学校関係者の負担を削減できるのは大きなメリットです。

また、学校案内を見る入学希望者側も、かさばる資料を自宅に保管する必要がなくなります。資料の紛失なども生じず、必要に応じて資料を何度でも印刷やダウンロードできるため、学校と入学希望者のお互いにとって利便性の高い方法といえます。

コストを抑えられる

前述のように、学校案内をデジタルブックにすることで、これまでの印刷や製本、郵送に関わるコストを大きく削減できます。

デジタルブックにすると、学校案内をインターネット上に公開するだけですむため、在庫の数量や郵送先の宛名などの管理コストもなくなります。

デジタルブックはオンライン授業にも活用されている

最近では、オンライン授業においてもデジタルブックの活用が始まっています。コロナ禍によるオンライン授業の拡大にともない、従来は紙で配布していたプリントや資料などを、オンライン上でやり取りしなければならないケースも増えてきました。

新たなデジタルツールの導入はコストがかかるケースも多く、使い慣れるまでに苦労するケースも少なくありません。

しかし、デジタルブックの場合は導入コストが低く、資料の作成や配布も簡単です。教師自身でデジタルブック化できて、生徒への伝達もURLを伝えるだけですむなど、シンプルで分かりやすいため授業へ取り入れられるケースも増えてきています。

オンライン授業でデジタルブックを導入するメリット

オンライン授業でデジタルブックを導入する場合のメリットにはどういったものがあるでしょうか。

ここではデジタルブック導入で偉えるメリットについて、詳しく解説します。

タブレット1台ですべての教科書を閲覧できる

デジタルブックの大きな利便性のひとつとして、冊子のようにかさばらず、持ち運びの負担がないことが挙げられます。

タブレットさえあればそのなかで閲覧できるため、何冊もの教科書を持ち歩く必要がありません。また教科書を自宅に忘れるということもなくなるため、常に安定した学習環境を確保できます。

デジタルブックならではの機能を利用できる

デジタルブックは紙の印刷物をデジタル化しただけのものではなく、動画や音声、画像などを埋め込めます。コンテンツを拡充すれば学習の理解をよりよく促進できるため、紙の教科書以上の学習効果が期待できます。

また、デジタルブックは教科書間の移動もスムーズにできるため、複数の教材を同時に取り扱いやすいのもメリットです。

生徒の利用状況を把握できる

デジタルブックの機能を使うことで、生徒が教科書を開いているかどうかの管理も電子上で完結できます。閲覧したかどうかの把握ができるため、授業への理解が十分でない生徒に対するケアなどにも活用できます。

またデジタルブックでは、授業に参加している生徒に対してコメントやお知らせを掲載することも可能です。全体に対する周知や指導も簡単にできるため、授業を時間の無駄なく進められます。

まとめ

教育現場でのデジタルブックの活用は始まってまだ間もなく、オンライン授業などの定着にともない、今後より一層の導入が進んでいくことが予想されます。

また、紙による学習を中心にした従来の教育システムには、さまざまなデジタル化の余地が残されています。教員の業務負担の軽減なども含めて、デジタルブックの積極的な導入は自然な流れといえるでしょう。

デジタルブックは制作コストが低く、簡単に導入できるのがメリットです。しかし、教育現場で利用するものということもあり、導入にあたっては低コストであること以上に、確かな信頼性をもったサービスで制作を依頼すべきです。

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