リーフレットとは?意味や折り方の種類・他の印刷物との違い

「旅館に近い観光地の案内を作りたいけれど、どのような方法がよい?」
「分かりやすい印刷物って何がおすすめなのかな?」

リーフレットとは、一枚の紙に情報が記載され、二つ折りや三つ折りになっている印刷物です。商業施設や観光地などで配布や設置されていますが、パンフレットやチラシなどほかの印刷物と何が違うのでしょうか。

本記事では、リーフレットの特徴や使い道、ほかの印刷物との違いなどを説明していきますので、集客に活用したい方はぜひ参考にしてください。

リーフレットとは

リーフレットは、施設案内やサービス紹介、観光地の紹介などに使われる宣伝用の印刷物です。名前の由来は、英語の「Leaf(葉)」と「Let(小さい)」から来ており「小さい葉」という意味です。

リーフレットは、一般的にはA4やA5サイズの紙を使用しており、通常折りたたまれて設置されていることが多いでしょう。一枚の用紙の表裏しか情報を記載するスペースがないため、伝えたい内容をシンプルにまとめる必要があります。

そのため、情報が多すぎる場合は、商品や性能ごとに別の紙を使用し、情報を分散させています。また、コンパクトにつくられているため、気軽に手に取れ、持ち帰ってじっくりと見てもらえるでしょう。

リーフレットの用途

リーフレットは、観光地やショッピングセンターの案内所などでよく見られます。1種類だけでなく、それぞれ用途や目的が異なるいくつかの種類が置いてあるでしょう。ここからは、リーフレットの用途について説明していきます。

商品・サービス紹介

リーフレットは商品の近くに置かれています。たとえば、観葉植物のリーフレットでは、パキラ、テーブルヤシなど、品種ごとに冊子を分けて、育て方や水のやりかたなどを説明しています。

商品の近くに置いておくことで、お客様が観葉植物を選ぶ際の参考になるため、リーフレットを手に取ってくれるでしょう。このように、リーフレットは宣伝効果や販売促進にもつながります。

イベント、キャンペーンなどの案内

イベントやキャンペーンなどにもリーフレットを利用します。事前に配布しておくことで、このような催し物を知らなかったお客様に、認知してもらえるからです。そのため、多くの情報が記載されているリーフレットは、広報活動には必須のツールとなります。

日時や場所、内容、参加方法などの多くの情報を、ひとつのリーフレットにまとめるのが大切です。それにより、参加者だけでなく、イベントやキャンペーンに興味をもっている人に参加を促せます。

施設案内

施設案内にリーフレットを利用することは、来場者の利便性を向上させることになります。とくに、フロアマップが有効です。

たとえば、ショッピングモールでは、トイレやレストラン、お店の場所などを掲載することで、行きたい場所が一目見て把握できます。施設全体の様子がわかれば、どのような順番で目的地を周ろうかとプランが立てられます。

また、ホームページのアドレスやSNSのアカウントを掲載すれば、自宅に帰ってからも見返してくれる可能性があります。このように、宣伝性を高めるうえでもリーフレットは有効です。

リーフレットの折り方

リーフレットは通常、一枚の紙を使用し表と裏に印刷します。二つ折りや三つ折りなど、折り方に応じて、掲載内容や項目を適切にレイアウトしていくため、折り方を検討することは重要です。ここからは、リーフレットの折り方について説明していきます。

4ページ折り

ひとつの紙を二つに折ることで、4ページになる折り方です。もっともシンプルな方法で、ひとつのページの面積が広く取れます。基本的に表面が外側に、裏面が内側になるように、紙の中央で折ります。

会社案内や取り扱い説明書、お店のメニューなどに用いられることが多くあります。ページの面積が大きいため、イラストや写真などを使用してインパクトのあるデザインにすることも可能です。

また、あえて折る位置をずらして中身を少し見えるようにすると、見る人が興味を持ち、手に取ってもらえる確率が高くなるでしょう。

6ページ折り

一枚の紙を3つに折る6ページ折りの方法は2つあります。「巻き三つ折り」は、紙面を3つに分けて左右の両端を内側に折り込む方法で、中に折り込む部分は、外側より少し小さくなります。表面に3ページ、中面に3ページの合計6ページの紙面構成です。

中面の3ページを見開きにして施設案内のフロアマップを作成したり、メニューごとにページをわけたり、個性のある紙面構成が可能です。レストランのメニューやポスティングリーフレット、イベントでよく利用されています。

「外三つ折り」はZ折りとも呼ばれ、上から見たときの折り目がZの文字に見えることから、そう呼ばれています。表紙を開くと2ページ、裏表紙を開いても2ページになるため、二つの内容がある場合におすすめです。

表紙が二つあると考え、どちらから開いても問題のないデザインにするとわかりやすく読めます。このように、6ページ折りはもとの用紙の1/3サイズでコンパクトになり、ページ数も増えるため、4ページ折りと比べると詳細を掲載するのに適しています。

8ページ折り

折ったあとの仕上がりが8ページになる折り方が、8ページ折です。一枚を四つ折りにすると8ページになります。

● 「観音折り」左右の両端を折った上で真ん中も折る方法
● 「外四つ折り(W折り)」上から見るとWの文字に見える折り方
● 「巻き四つ折り」二つ折りをしたあとに半分に折る方法
● 「巻き巻き四つ折り」巻物のように3回転させた方法
● 「クロス8ページ折り」2つに折ったあと、折り目が交差するように再度二つに折り、四分の一の大きさにする折り方

このように8ページ折りにはさまざまな方法があり、バリエーション豊かです。

その他

ここまで紹介してきた以外にも、さまざまな折り方があります。「アコーディオン折り」は、別名じゃばら折りや経本折りとも呼ばれ、アコーディオンのように、ジグザグに重ねて折る方法です。業者に折り方を指定するときには、折り目の山の回数を指定する必要があります。

ほかにも、16ページ折りや32ページ折りなどありますが、折れば折るほど1ページあたりの面積が小さくなり、記載できる情報も少なくなるため注意が必要です。どのような情報を入れたいのか検討し、折り方を考えましょう。

他の印刷物との違い

リーフレット以外にも、印刷物としてパンフレットやカタログなどがあります。しかし、どのような違いがあるのかしっかりと把握できているでしょうか。ここからは、リーフレットとほかの印刷物との違いを説明していきます。

パンフレットとの違い

リーフレットとパンフレットはページ数が大きく異なるため、情報量にも違いが出てきます。パンフレットは、複数ページがあり中とじ(中央をホチキスなどでとじる)がしてある印刷物です。

商品やサービスの概要を紹介するため、多くの情報を掲載します。そのため、必要に応じてページの追加ができるのが特徴です。

たとえば、会社紹介のパンフレットでは、事業内容や製品、サービス説明、お客様の声などを盛り込みます。そして、渡す相手によい印象を持ってもらうために、カラーを統一することやデザインや紙質を工夫しているのです。

営業活動の際に取引先に提供したり、ショールームや展示会などで配布したりするために使用されます。リーフレットは一度見たあとに捨てられることが多いですが、パンフレットは、持ち帰ってじっくりと見直してもらうことを想定して作成されているのです。

カタログとの違い

リーフレットとカタログは大きな違いがあります。カタログはパンフレットと似ていますが、商品やサービスの内容が細かく記載されているのが特徴です。

カタログとは、商品やサービスの品揃えが見やすく掲載されている冊子です。スペックやサイズなどの仕様、価格など製品の情報が細かく説明されており、自社製品やサービスの一覧に適しています。

密度の高い情報を記載するために、パンフレットよりページ数が多く、表紙をつけて製本されます。

たとえば、洗濯機のカタログの場合は、このような情報を記載します。

● 商品のラインナップ
● 使用方法
● 機能の種類
● お手入れ方法
● 洗濯コース紹介

このように、カタログはリーフレットより詳しい内容が記載されており、実際に使用する人のための冊子といえるでしょう。また、注文方法を記載しておけば、そこから発注できるため便利です。

チラシとの違い

リーフレットは折り曲げて使用しますが、チラシは通常折り曲げずに使用されます。また、チラシは不特定多数に配られるため、パッと目を引くようなデザインが多く見られるでしょう。

チラシは一枚の紙をそのまま使用する特徴があり、情報量を増やす際には紙のサイズを大きくします。そのため、特売日やセールなどの際には通常より倍ほどの大きさになることがあります。

大きいサイズは2つか3つに折りますが、リーフレットのようにページを作ったり、パンフレットのようにとじたりすることもありません。

チラシは一方的に配るもので、受け取ったあとにすぐに捨てられることが多いため、リーフレットよりコストを抑えた安い紙で作るのが一般的です。

このように、リーフレットは自分から手に取るのが多いのに対し、チラシは広く配布されるため、注意を引くデザインで目につきやすく作るのが重要です。

リーフレットのメリット・デメリット

リーフレットは情報がまとまっており手に取りやすいのが特徴ですが、メリットやデメリットがあります。

メリット

リーフレットは、ターゲットを絞っているため、まとまった情報が掲載されています。そのため、大きなサイズにする必要がなく、コンパクトにできるのがメリットです。

そのため、お客様が手に取りやすく宣伝効果が高くなります。さらにバッグやポケットに入りやすく持ち運びしやすいことから、さっと読んだり、あとで読み返してもらえたりすることも多いでしょう。

リーフレットは一枚の紙を折り曲げることでページを作り、情報や項目をわけて掲載します。たとえば、店舗紹介やレストランのメニュー、サービス内容、ホームページやSNSのアカウントといった分け方も可能です。

ウエブサイトへのリンクやQRコードを掲載すれば、オンラインの情報への誘導ができます。また、情報が更新された際には、内容の変更がしやすく取り替えも簡単にできます。

このように、リーフレットにはさまざまなメリットがあるため、単体で利用するだけでなく、パンフレットやカタログと併せるとより効果的に宣伝できるでしょう。

デメリット

リーフレットにはメリットが多くありますが、一方でデメリットもあります。

リーフレットは一枚の紙に情報を掲載するため、パンフレットやカタログと違い情報量は限られます。詳細な説明など一枚で収まらない場合は、別の紙にわける必要があるのです。

また、リーフレットのような小さいサイズでは、目を引くようなデザインでの制作が難しい場合があります。手に取りやすいのがメリットですが、処分される割合が高いのはデメリットです。

そのため、リーフレットを読んでどのくらい効果や反応が出たのか測定するのは難しくなります。このようにデメリットはありますが、目的に合った情報を記載し手に取りたくなるようなデザインにすることで、商品やサービスの宣伝に活かせます。

リーフレットにおすすめの用紙

リーフレットを作成する際には、デザインや目的、コストなどを考えて用紙を選択しましょう。「コート紙」は、表面がつるつるして、印刷された写真やイラストがはっきりと表現できます。光沢もあるため高級感が得られます。

「マットコート紙」は、光沢感があるものの、コート紙よりも落ち着いた印象を与えます。「上質紙」は、しっかりとした厚みがあり質感が高いため、高級感が演出できます。

このように、リーフレットに適した紙質はさまざまですが、必ずこれらを使用しなければならないわけではなく、用途やデザインによって別の種類の用紙を使うこともあります。

まとめ

リーフレットは一枚の紙でできており、手軽に手に取れるため、旅行やショッピングモールなどで買い物をするときに便利です。

パンフレットなど枚数の多い印刷物とは大きく異なり、情報を掲載するスペースも限定的なため、作成するときには伝えたい情報を精査する必要があります。

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