記念日に贈るアルバムの作成手順は?作る際のポイントも紹介

恋人や友人、家族との記念日など、人生には、思い出に残したいと思うできごとが何度も訪れます。最近は、インターネットやスマートフォンの普及によって、画面上で写真を共有することが簡単になっています。

そんななかで、あえて手作りで用意したアルバムに、特別な価値を感じてもらえることもあるでしょう。記念日に贈るアルバム作りの手順や、作る際のポイントについてご紹介します。

記念日にアルバムが人気の理由

記念日に手作りアルバムを贈ると「一緒にいてくれてありがとう」と、感謝の気持ちを伝えられます。普段、照れくさくて伝えにくい感謝の気持ちも、アルバムと一緒に相手に贈ることができます。

アルバムを見返すと、相手との思い出を振り返ることができるため、大切な記念日という節目のプレセントにおすすめです。

記念日のアルバムを作る手順

せっかくアルバムを作るなら、相手に喜んでもらえる立派な1冊に仕上げたいでしょう。ここからは、はじめてのアルバム作りでも失敗しない作成手順をご紹介していきます。

アルバムの種類を選ぶ

まずは、どのようなアルバムにするか決める必要があります。アルバムには、台紙へ自由に写真を貼るタイプのものや、写真1枚ずつをポケットに収納するタイプのものがあります。

台紙に自由に貼るタイプのアルバムでは、さまざまな大きさの写真を貼ることができます。ポケットに写真を収納するタイプのアルバムでは、写真の枚数が多いときに向いています。また、レイアウトに自信がない場合でも、問題なくアルバムを作ることができます。

写真と小物を選ぶ

アルバムを決めたら、次は写真と小物を選びましょう。写真をカットする可能性もあるため、やや多めに写真を用意しておくことをおすすめします。どこに行ったのか、誰と行ったのかがわかるような写真を選ぶのがポイントです。

また、そのまま写真を印刷してもよいですが、ヴィンテージ風やチェキ風に加工して印刷すると、アルバムのレベルを上げられます。

スマートフォンのアプリでも簡単に加工できるため、試してみましょう。写真に加えて、マスキングテープやリボン、シールなどの小物も用意しましょう。

デコレーションする

写真を用意したら、イメージにそって台紙へ写真を貼りましょう。写真を丸形やひし形にカットするだけでも、おしゃれになります。

その後、マスキングテープやリボン、シール、折り紙やスタンプなどの小物を使って、デコレーションしましょう。より写真が華やかになるように、装飾を施します。

写真の上にも描けるペンで、文字を入れるのもおすすめです。一緒に出かけた日付や、写真についてのコメントを残すと、さらに手作りのよさが感じられるアルバムになります。

記念日にアルバムを作る際のポイント

手作りアルバムは、ほかに同じものはない、世界にひとつだけのものです。それだけでも相手は笑顔になれますが、アルバムにひと工夫することで、さらに喜んでもらえるでしょう。

難しいことはしなくてよく、簡単な工夫でOKです。具体的に、どのような工夫を凝らすとよいでしょうか。

メッセージを具体的に書き込む

アルバムに、感謝の気持ちを書き込みましょう。普段は伝えるのが照れくさくても、アルバムと一緒になら、スムーズに相手へ気持ちを伝えることができます。また、アルバムに貼った写真に対してのコメントでもよいでしょう。

「一緒に素敵な景色を見られてうれしかった」「また一緒に出かけたい思い出の場所です」など、具体的に書き込みましょう。過去の楽しかった過去を振り返ることで、愛情や感謝の気持ちをお互いに思い出せます。

表紙に使う写真を一工夫する

表紙は、アルバムの顔といっても過言ではありません。表紙に使う写真には、ツーショット写真など、アルバムを渡す相手との写真を使いましょう。相手との思い出の場所で撮影した写真や、とくに楽しかった写真を選ぶのがおすすめです。

また、写真をただ貼るだけではなく、マスキングテープでのデコレーションや、丸形や四角に写真をカットするなど、工夫を凝らしましょう。

表紙の写真とアルバムのなかの写真の色味やデザインを合わると、統一感が出るため、クオリティの高いアルバムに仕上がります。

パッケージにワンポイントをあしらう

アルバムに、立体感のあるリボンシールや花などを添えると、さらにアルバムに特別感を出すことができます。アクセントのきいた布で、アルバムにカバーをしてもよいでしょう。

花は、花言葉を調べてからのチョイスをおすすめします。アルバムを渡す相手が恋人であれば、ピンクのバラ(恋の誓い)やピンクのチューリップ(誠実な愛)がよいでしょう。相手が友人であれば、ゼラニウム(真の友情)やフリージア(親愛の情)が適しています。

100円ショップでも造花がたくさん売られているため、造花でもよいという人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

渡し方を工夫する

アルバムを渡すタイミングも重要です。デートやイベントの後に、サプライズで渡すと、さらに喜びが大きくなるかもしれません。その場で一緒にアルバムを見るのが照れくさい場合には、家で見てほしいと一言添えて渡しましょう。

まとめ

記念日には、相手との思い出を振り返りながら、手作りアルバムを作るのがおすすめです。すべて自分で写真を選び、デコレーションを施し、メッセージを書き込むため、オリジナリティ溢れる世界でたったひとつのアルバムに仕上げることができます。

スマートフォンで写真アルバムを作るよりも時間は要しますが、手間ひまをかけた分、相手に感謝や愛情が伝わることは間違いないでしょう。恋人や友人、家族との記念日が近ければ、手作りアルバムを作って相手を喜ばせてみてはいかがでしょうか。